靴磨き

【清潔】革靴の手入れをしてみよう。

今回は革靴のお手入れについて紹介しようと思う。

一見難しそうだが、実はそんなに難しくないのだ。

靴磨きをする意味

なぜ靴磨きをするか?

それは簡単なことだ。

「オシャレ」は足元から、という言葉があるように靴が汚ければ、「オシャレ」ではないどころか清潔感が無く、最悪なのだ。

想像してほしい。

服や髪型などはすごく気を遣っている感じで清潔感があるのに、汚れた靴を履いていたらどうだろうか?

それだけで、印象が最悪になるだろう。

もう1つ想像してほしい。

スーツをビシッと着ているのに、革靴が汚いビジネスマンが営業に来たらどうだろうか?

靴が汚いだけなのに、だらしがない印象になるだろう。

つまり、靴はそれほどに重要ということだ。

お手入れ方法

革靴といっても本革のものや、合皮のもの、スエードのものなどたくさんある。

素材によって方法が違うので注意してほしい。

まずは素材に限らず共通のことから。

①形を綺麗に保つためにも、定期的にシューツリー・シューキーパーを入れて靴の形を整える。

定期的にやらないと、履きジワの部分に穴が開いてしまったり靴が反ってしまったりする。

下記のお手入れをする際も必ずシューツリー・シューキーパーを入れて行うことにより、履きジワの部分の汚れをきちんと取れたりケアをきちんとすることができる。

また、木製のシューツリー・シューキーパーは脱臭効果や除湿効果もあるので匂い対策にも良い。

本革や合皮は②〜④を。

スエードのものは⑤〜⑦を。

②本革や合皮のものは、馬毛ブラシでブラッシングをする。

履いた後やお手入れをする前には馬毛ブラシでブラッシングをして、表面のホコリ等を落とす。

革がヒビ割れたりする原因にもなるので注意してほしい。

また、革の表面にホコリ等が付いていると革の持っている油分や水分などを吸ってしまい、革がパサパサになってしまう。

合皮は基本的にここで終わり。ワックスなどを塗っても良いが基本的に合皮にはあまり意味がない。

③本革のものはステインリムーバーで表面の汚れを落とす。

ステインリムーバーを使って表面の汚れや古いクリームやワックスを取り除く。

きちんと古いクリームやワックスを取り除かないと革の毛穴が詰まり、革が呼吸できなくなってしまう。

靴を長持ちさせるには定期的に古いクリームやワックスを取り除こう。

④本革のものは栄養を補給する。

革の表面の邪魔なものを取り除いた後はシュークリームで栄養を補給する。

シュークリームを塗り込むことにより革の乾燥を防ぎ、革を良い状態に保ってくれる。

デリケートクリームでも良いが、水分が多めなので、革を柔らかくしたり乾燥がひどいとき以外はシュークリームで十分だ。

また、シュークリームには色付きのものや無色のものがあるが、こだわりがなければ無色のものを使用すると失敗しにくい。

このあとにお好みでワックスを使用して、鏡面磨きなどを行っても良い。

本革はここで終わり。

⑤スエードブラシで汚れを落とす。

スエード専用のブラシで起毛の間の汚れを掻き出す。

履いたあとに毎回ブラッシングするとかなりキレイに保つことができる。

ゴムブラシというものもあるが、それは汚れがひどいときだけ使用すると良い。

⑥栄養スプレーをかける

スエードには、本革のようにクリームを塗ることができないので、スプレーで栄養を補給する。

⑦防水スプレーをする

スエードは水に弱い。

キレイな状態を保つためにも、水から守るためにも防水スプレーをきちんとすることをおすすめする。

100均でも揃う?

上記のようなアイテムは100均でも揃えることができる。

予算が厳しい方やお試しでやってみたい方は探してみると良い。

注意事項

メラミンスポンジで汚れを落とそうとする人がいるが絶対にやめてほしい。

単純に言うと表面を削っているので、汚れは落ちるが革の表面が傷だらけになるからだ。

寿命をかなり縮めてしまうので絶対にやらないように。

まとめ

靴磨きグッズを全く持っていない方は、靴磨きに必要なグッズがセットで売られているものもあるのでぜひチェックしてほしい。

また、どれを購入すれば良いか迷ったら基本的にSAPHIRかコロンブスかM.MOWBRAYのものを選んでおけば間違いない。

そして、Youtubeなどで動画で紹介している人もいるので不安な方はそちらも合わせて参考にすると失敗を防ぐことができる。

キレイな靴でオシャレを足元から楽しもう。

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