今回は、かなり気温も上がってきて春をかなり感じられるようになったということで、春にこそ履いてほしいスタンスミス(STAN SMITH)について紹介する。
スタンスミス(STAN SMITH)とは?
スタンスミスは、1971年に発表されたアディダスの最もポピュラーなスニーカーで、ギネス世界記録には、「世界で一番売れたスニーカー」として認定されている。
そして、白スニーカーといえばスタンスミス、というほどに有名だ。
ちなみに、スタンスミスという名前はテニスプレイヤーである、スタンレー・ロジャー・スミスが由来となっている。
なぜおすすめ?
白スニーカーは簡単に清潔感を出すことができる。
人は清潔感が全てだ。
どんなに顔が良くても、おしゃれでも、清潔感がなければ意味がないし全て台無しになる。
スタンスミスについて
スタンスミスとひとくくりに言っても実は様々な種類が存在する。
その中でも大きく分けて2種類あり、
- 高級版の、B・D・S品番というもの
- 廉価版の、D品番というもの
となる。
2つの違いは主に、値段・素材・アッパー・シュータン・ヒールパッチ・ソールにある。
- 値段は高級版が14000円〜で、廉価版は9000円程
- 素材は高級版が天然皮革で、廉価版は安価な天然皮革と合成繊維
- アッパー部は高級版には外側に「STAN SMITH」の金色の印字と全体的に細かなシワ加工がされているが、廉価版は印字が無くツルツルとした仕上がり
- シュータン部はアッパー部と同様にシワ加工の違いもあるがシュータンの厚さが高級版のほうが薄く、廉価版は厚めのクッションのようになっている
- シュータン部はアッパー部と同様にシワ加工の違いもあるがシュータンの厚さが高級版のほうが薄く、廉価版は厚めのクッションのようになっている
- ヒールパッチ部もアッパー部やシュータン部と同様にシワ加工の違いがあるがロゴ部分が高級版は同色となっており、廉価版は白く塗り潰されている
- ソール部は高級版が薄いクリーム色のような色で、廉価版はアッパー部の色とほぼ同様の真っ白な色
また、スタンスミスには様々なセレクトショップが別注品として売り出しているモデルやCF(Comfort)と記載されているベルクロモデルもあるが、基本的には上記の2種類となっている。
廉価版はダサいと一部では言われているし、高級版に比べると質感はやや劣るが値段も手頃だし、デザインも大きな違いはないのでガシガシ汚れ等も気にすることなく使えるのではないだろうか。
私のスタンスミス
私は、先述で言う高級版を愛用しているが、それには理由がある。
まず、革だ。
天然のレザーを使用しているので、きちんと手入れをしていれば割れたりすることはないし仮に割れたとしても補修が簡単に出来る。
それに、履けば履くほど自分の足に馴染む。
合成皮革のものは、いくら手入れしても割れるときは割れるし、補修も難しい。
足に馴染むことがないので、自分のモノになった感が薄いと個人的に思う。
だから私は多少高くても天然皮革のスタンスミスを購入した。
ちなみに、私はこのスタンスミスを3年ほど履いているが、手入れをきちんと行っていることによりとても綺麗な状態を保っている。
そして、靴紐をデフォルトのものから靴ひも.comでオーダーメイドで購入したものに変更している。
細身でひも先を黒ニッケル金具にしたものだ。
靴紐を細身にすることでよりスッキリとした、そしてフォーマルな印象を与えることができる。
注意点
白スニーカーを履く上で注意しなければならないことが1つある。
それは、綺麗な状態を保つということだ。
そもそもどんな靴でも汚れていると、どんなに清潔感ある服装をしていても靴が汚ければすべて台無しだ。
私は靴を素早く綺麗にしたいときは、JASON MARKK QUICK WIPES を使用している。
フルメンテナンスをするときは、革靴と同じように、クリーナーやクリームを使用している。
革靴のお手入れについてはこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ見ていただきたい。
まとめ
白スニーカーはスタンスミスだけではないが、王道のモノには意味がある。
迷ったらスタンスミスをおすすめする。