今回は、私が普段自宅でMacBook Proを接続して使用しているドッキングステーションについて紹介しようと思う。
ドックとは
ドックとはドッキングステーションのことで、PCとケーブル1本で接続し、映像出力・LAN・USBポートなどの端子を増設し、充電をすることができる製品だ。
ケーブルを1本接続するだけで、周辺機器の接続やPCの充電を完結させることができる製品だが、それ故に製品を選ぶ際に考慮すべき点が多い。
だが、PCとケーブルを1本接続するだけですべてが完結するので、外出する際や帰宅した際に複数のケーブルを抜き差しする必要がないので効率アップに最適である。
私の選び方
私がドッキングステーションを選ぶ際の基準は以下の通りだ。
- 充電出力が最低90W
- デザインがクール
- Type-Cが3つ以上
- 信頼できるメーカーの製品であること
- 端子は多ければ多いほど良い
この基準で選定した結果、HPのドックになった。
HP Thunderbolt3 ドック 120W G2について
PCやプリンタなどの大手メーカーであるHPの製品で、最大の特徴はPD100W充電に対応しているということだ。
もちろん、上記の条件にすべて合致している。
この製品に搭載されているポートは
- USB-C ×3 (そのうち2つはThunderboltとDisplayPort)
- USB Type A 3.1 Gen 1 × 3
- オーディオマイクコンボジャック
- LANポート(RJ-45)
- VGA
- DisplayPort × 2
となっており、私にとっては十分である。
私は基本的にマウスやキーボードはBluetooth接続で、USB接続のデバイスを使うことがないので十分だが、周辺機器をすべてUSB接続する方は、さらにUSBハブを接続すれば解決するだろう。
また、Security lock slotがついているので、会社などで義務付けられている場合にも対応することができる。
※M1 Macで使用する場合、背面左側にあるDisplayPort(DP端子とUSB-C)に、ケーブルを接続すると映像出力がうまくできないが、右側にあるUSB-C(Thunderbolt)に接続するとうまくできる。相性問題なのか、ドック側のアップデートで対応できるのかはわからない。
2022年現在、M1 Pro(10/16) MacBook Pro 14で、ディスプレイとThunderboltにて接続し使用しているが問題は起こっていない。
また、このドックは上部につけるスピーカー・マイクをオプションで選択することができ、Skype会議をワンクリックで操作することができる。
私の活用方法
私は基本的にM1 MacBook Proに接続して使用している。
前面のUSB-CにはC to Cケーブルを接続し、側面にはオーディオケーブルとHDMIキャプチャボードを接続している。
背面にはLANとキーボードを有線接続する際ののUSB Type A to CとiPhone接続用のA to Lightning、映像出力用のC to HDMIとC to HDD(Time Machine用)を接続している。
これらすべての接続と充電をケーブル1本で賄うことができるので、外出する際や帰宅した際にストレスフリーだ。
まとめ
この製品は自宅でノートPCをデスクトップ化して使用したい人にはマストアイテムだと思うし、少なくとも私はそう感じる。
ケーブル1本ですべてが完結するので、とてもおすすめだ。
2022/6月時点で2年ほど使用しているが、全く問題無く使用できている。