今回はApple Watchのバンドについてまとめようと思う.
Apple Watch Ultraのファーストインプレッションはこちら.
他のApple Watchシリーズはこちら.
Apple純正バンド
大きく分けると純正バンドの種類は7シリーズある.
※()内は2022/10月時点でのApple公式税込価格.
Amazonでは少し安い場合あり.
Amazonで取り扱いのあるものはリンクを表示.
・ソロシリーズ
シリコン製でバックルやクラスプのないシンプルなデザインが特徴だが,バンドの中では経年劣化が最も激しい.
輪っか状になっているため,サイズ選択が重要となる.
- ソロループ (¥6800)
- ブレイデッドソロループ (¥14800)
・スポーツシリーズ (¥6800)
最もポピュラーで,万人に馴染むデザイン.
- スポーツバンド
フルオロエラストマー製で比較的汚れや水にも強く,劣化もしにくい.
- スポーツループ
ナイロン製で,簡単に調節できる面ファスナー仕様.
汚れや水には強いが,経年劣化で多少伸びる.
・Nikeシリーズ (¥6800)
Just Do ItでおなじみNIKE社とのコラボモデル
- Nikeスポーツバンド
フルオロエラストマー製で基本的にはスポーツバンドと同じだが,デザインが異なる.
集合体恐怖症の人は閲覧注意かもしれないが,通気穴のおかげで通気性は抜群.
- Nikeスポーツループ
スポーツループと基本的に同じ.
だが, アイコニックな「Just Do It.」のロゴが入っている.
・レザーシリーズ
- レザーリンク (¥14800)
マグネット式で調節するモデル.
レザーだが,見た目はかなり好みが分かれる.
- レザーモダンバックル [41mmのみ] (¥21900)
ステンレス製のバックルを搭載した目を引くデザイン.
ただし,38 / 40 / 41mmモデル専売品.
・ステンレスシリーズ
- ミラネーゼループ (¥14800)
みんな大好きミラネーゼループ。
ステンレス製で,マグネットで調節可能.
通気性抜群,すぐ乾く,だが角が少し痛い.
それに,ニットの袖口などに引っかかるので注意が必要.
- リンクブレスレット (シルバー, ¥52800 / スペースブラック, ¥67800)
上質な光沢,バタフライバックル.
サイズ調節がワンタッチで出来るのも魅力.
価格はぶっ飛んでいるが,一度使うとなかなかハマる.
ただ,Appleあるあるでスペースブラックだけなぜか高い.
・Hermèsシリーズ
泣く子も黙るハイブランド界最強ブランド.
価格も最強だが,「Hermès」製品と考えると格安.
- ジャンピングシンプルトゥールストラップ (¥46100)
織り込んだ生地で作られた個性的な柄のストラップ.
- レザーストラップ (¥49800 / ¥66800 / ¥68800 / ¥71800 / ¥124800)
カーフレザー製で様々なデザインがある.
女性に人気なダブルストラップもある.(ただし38 / 40 / 41mm専売)
・Ultraシリーズ (¥14800)
満を持して登場した,Apple Watch Ultraのために設計されたバンド.
- アルパインループ
2層の生地を織り込み,縫い目も切れ目もない強靭なバンド.
チタン製フックでしっかり装着が出来る.
- トレイルループ
薄くて軽いナイロンのウェビング生地で作られたバンド.
伸縮性に富み,プルタブ付きで素早く調整可能.
- オーシャンバンド
チューブ状高性能エラストマー製でウェットスーツの上からでもぴったりとフィットする.
チタンバックルとアジャスタブルループでしっかり固定されている.
別売りのエクステンションバンドを使用すると,厚みのあるウェットスーツの上からでも装着可能.
私が普段使用しているバンド
最近Ultraに買い替えたこともあり,以前とはメインバンドが変わった.
以前までは純正ミラネーゼループを愛用していたのだが,唯一の欠点がニットを着たりすると袖口の部分に引っかかり毳毳になってしまうことだった.
現在のメインバンドはApple純正のシルバーリンクブレスレットで,袖口が毳毳になる心配もなく安心して使用できている.
ちなみに,運動(ランニング,筋トレ,ロードバイク)をするときはミッドナイトオーシャンバンド,寝るときは非純正スポーツバンド,と用途によって使い分けている.
私は基本的に,お風呂に入る時以外は常にApple Watchを着用しているので,用途によって使い分けることで常に最適な状態でApple Watchを使用することができるのだ.
もちろんファッションによっても使い分けるが,基本的にはシルバーリンクブレスレットをしている.
金属製ベルトを愛用する理由は汗や水に強く,汚れたら洗えるかつ水が染み込まないからだ.
シリコン製のバンドでも同じようなことが言えるが,ファッション的に合わないのと,多少のチープさが個人的に気に入らないこともあり使用していない.
また,ナイロン素材のバンドは一度濡れると乾くのに時間がかかるので寝る時以外には使用したくない.
以上の理由から,金属製ベルトは万人におすすめできるだろう.
非純正バンド
そして,私が寝るときに使用しているスポーツバンドは非純正なのだが,非常に品質が良いかつ安価で満足している.
2年間使用して伸びてしまったので買い替えたが気にしなければかなりの間使用できるだろう.
下の画像を見て頂きたいが,左が新しいもので,右が2年間使用したものだ.
手で押さえつけて撮影しているが,比較すると見てわかるほどに伸びている.
ただ,私は寝るときにしか着用しておらず日常的にガシガシ使用したわけではないので確実なことは言えないが,日常的に使用した場合でも最低半年程度は持つだろう.
非純正スポーツバンドを使用するワケ
私は基本的に,純正を模倣(完コピ)したようなデザインの非純正品を購入するのはちょっと…というスタンスだ.
ex) 純正っぽいカラーの非純正ミラネーゼ
ただ,サードパーティーのものを一律でダメと思うわけではなく,あくまで上記のような完コピ廉価商品(色もデザインもコピー)が許せないだけだ.
その考えに従うと,私が使用している非純正スポーツバンドはデザインが似ている為ダメなのだが,純正のスポーツバンドにはカラフルなものしか無く,単色のラインナップが存在しない.
それでも存在するカラバリの中で妥協しろと言われたらそれまでなのだが,私にとっては寝るときに使用するバンドなので派手なデザインやカラフルなものは求めていない.
純正で単色のものがあればすぐにでも購入するのだが,存在しないのでやむを得ず非純正品を使用している.
Appleよ,スポーツバンドのシンプルカラーのラインナップをしてくれ,頼む.
ラインナップしてくれればすぐにでもお布施をしたい.
新たに購入したバンド
Amazonを徘徊していると何やら良さげなバンドを発見したので購入してみた.
3本入っていてシンプルなカラーだし,純正には単色の設定がないのが決め手だった.
カラーの組み合わせが自由に選べる訳ではないが,特に不満はない.
まだ長期間使用したわけではないが,特に品質も問題なさそうだし,発色も良い.
値段的に耐久性を求めるのもお門違いだし,私は基本寝るときにしか使用しないので問題ないだろう.
まとめ
バンドは複数持ちで,用途によって使い分けるのが,Apple Watchの能力を最大限に引き出すコツである.
結局,何がベストかというより用途ごとのベストを見つけるのが一番だからだ.
私の場合なら,普段使いはシルバーリンクブレスレット,スポーツならミッドナイトオーシャンバンド,寝るときはスポーツバンドがベストだと考えている.
また,Apple Storeでは様々なバンドを試着することができるので,実物を試してみたい方はぜひ行ってみて欲しい.