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M1 MacBook Pro 13

【ガチ】M1 MacBook Pro がスゴい!

今回は約4ヶ月使用しているM1 MacBook Proについて綴ろうと思う。

M1とは?

M1はAppleが独自に開発したチップの名前で、AppleがMac専用に設計開発した初めてのSoC(システムオンチップ)だ。

iPhoneなどに搭載されているチップのノウハウを活かし開発されたM1チップは省電力かつハイパフォーマンスで以前のMacと比べると、CPU性能は最大3.5倍、GPU性能は最大6倍、機械学習では最大15倍高速、それにバッテリーは一世代前のMacよりも最大2倍長く持続する。

注意すべき点

M1チップはARMアーキテクチャを使用して設計されたチップなので従来のIntelプロセッサーとは様々な点で異なることがある。

一番大きなものが、BootCampが使えないということだ。

BootCampが使えないということはMacOSのみ(サードパーティ製のソフトなどを使わない)でWindowsをインストールすることができない。

Parallels Desktop 16 for Macというサードパーティ製のソフトを使用する方法もあるが、M1チップは先程も述べたようにARMアーキテクチャが使用されているので、Windowsをインストールすることができない。

ARMアーキテクチャを使用したWindowsPCもあるが、ARM版Windowsは通常のWindowsのように一般販売されていないので、ソフトが対応していてもインストールすることができない。

また、M1チップに対応していない・動作が安定しないソフトなども現時点では存在するので注意が必要だ。

早い話、速いです。

とにかく速い。

何もかもが速い。

AppleWatchとの連携で自動的にロックが解除される設定にしているのだが、フタを開けたときにはもうデスクトップが表示されている。

また、Adobe PhotoshopなどのM1対応しているアプリもサクサク過ぎて正直驚いている。

ストレスフリー過ぎて何も言えない。

ただ速いだけではない。

バッテリー持ちも最高だ。

カタログでは

  • 最大17時間のワイヤレスインターネット
  • 最大20時間のApple TVアプリのムービー再生

となっている。

多少重い作業をしても一日中充電器無しで使うことが可能なので、荷物を減らすことができる。

MacBook Proを選ぶ理由

私がなぜMacBook Proを選んだのか?

それは、TouchBarが大好きだからだ。

BetterTouchToolを利用し、様々なショートカットやボタンを配置して自分仕様にカスタムしている。

評判があまり良くないのはわかっているが、TouchBarは使いこなせれば最高なツールになるので、個人的には大好きだ。

そして、長時間負荷をかけることがあることから、やはりファンがあるに越したことはないという観点でファンが有るMacBook Proを選択した。(長期的に見るとやはり冷却は大事だと思う)

My M1 MacBook Pro

私のM1 MacBook Proの構成を紹介する。

  • スペースグレイ
  • 8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ
  • 16GBユニファイドメモリ
  • 512GB SSDストレージ
  • True Tone搭載13インチRetinaディスプレイ
  • Thunderbolt / USB 4ポート x 2
  • Touch BarとTouch ID
  • バックライトMagic Keyboard – 英語(米国)
  • アクセサリキット

私がカスタマイズしたのはメモリとSSD、キーボードのみだ。

購入した当時(11月後半)にはまだあまり情報がなく、メモリ8GBというのは少し不安だったのと、キーボードは以前紹介したHHKBを愛用しているためUS配列にした。また、SSDは256GBだと少ないので512GBを選択した。

長期的に使って思うが、やはりメモリは16GBにカスタマイズしてよかった。

M1になってから、購入後にメモリを増設することが不可能になってしまったので8GBに少しでも不安を感じる方は16GBを選択することをおすすめする。

カスタマイズモデルはApple公式オンラインストアか、Yodobashiなどの一部家電量販店でしか購入することができない。

※家電量販店に比べ、Apple公式オンラインストアのほうが納期が早いので、おすすめだ。

納期

私の場合は2020/11/22に注文して、2020/12/9に届いたので、17日かかったわけだが、今はもう少し早いと思う。

使用してわかったこと

ソフトに関してだが、OBSを使う人にはおなじみのSoundflowerが使用できない。私はBlackholeという同じようなソフトに切り替えた。

そして、Runcatも使えないことはないのだが1週間に1回はクラッシュする。

同じくMacsFanControlのようなファンコントロールアプリも使用することはできない。(そもそも起動できなかった)

問題なく使用できている人もいるので個体差や環境次第なのかもしれない。

また、EpsonやCanonのソフトもかなり不安定だが印刷自体は普通にできるので私自身は困っていない。

私が試したソフトで起動しなかった・不安定だったのはこのくらいだ。

他のソフトはRossetta2を使用して立ち上がっているソフトも安定して使用することができている。

専門的なソフトはまだ対応していないものもあるようなので、購入の際は自分が使用する予定のソフトの対応状況を確認することをおすすめする。

次に端子に関してだが、本体左側に2箇所、Thunderbolt3/USB4ポートがある。

発表当時酷評されていたが、私は全く気にしていない。

自宅ではHPのThunderbolt3 Dock G2を使用しているのでケーブルを一本挿せばすべての周辺機器の接続が完了する。

また、外出先で充電するときはUGREENのL字ケーブルを使用しているのでケーブルの取り回しはとても楽だ。

少しの工夫でとても快適に使用することができるので、ポートに関しては心配に値しないと私は思う。

おすすめアクセサリ

私はMacに2つのアクセサリを取り付けている。

まず1つ目はブラックアウトステッカーだ。

これはキーボードを真っ黒にしてくれるもので、HHKBの無刻印を使ってる私からすると必需品なのである。

刻印があるとゴチャゴチャしてしまうし、貼ることでとてもシンプルになるのでとても気に入っている。

2つ目は、Majextandだ。

これはMacの裏に貼り付けて使うもので、スタンドとして利用できる。

傾斜をつけることで外で使用するときや、自宅で使うときにPCスタンドを使用することなく傾斜をつけることができる。

まとめ

M1は最高だ。

しかし、人によってかなりの向き不向きがあるので、自分の使用するソフトの対応状況などを調べて購入しよう。

M1 MacBook Airについてはこちら。

今回紹介した製品